「くしゃみがひどく鼻水がとまらない!」
「目がかゆくて真っ赤に充血!」
今年も、花粉症の人には、ツラい季節がやってきました。
そこで、今回は花粉症の不快な症状を緩和できるツボを
10個ほどお伝えしていこうと思います。
花粉症におすすめのツボ10選!
首から上の不快な症状を和らげるツボ
その1:合谷(ごうこく)
首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、
顔のむくみ、頭痛など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が
期待できるオールマイティなツボです。
親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあるので、
初心者でも分かりやすいツボといえます。片方の手の人差し指と
親指ではさんで適度な力で揉みましょう。
目の充血やかゆみ、腫れぼったさをとるツボ
その2:魚腰(ぎょよう)
眉山(眉の中央)を、やや下から押し上げるように刺激します。
その3:太陽(たいよう)
眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所にあり、
閉じた口を開けた時、ややへこむ箇所に当たります。
漫画に出てくるおばあさんはよくこめかみに膏薬を
貼っていますが、それがこのツボです。
ここを刺激することで、側頭筋や外眼筋に刺激を与えることになります。
その4:清明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の骨の間にあるツボ。
目が疲れた時に無意識に押さえてしまう箇所です。
人差し指と親指の腹でつまんで、ぐっと押しこむように刺激します。
その5:承泣(しょうきゅう)
黒目の真下にある下まぶたの中央にあるツボ。
ここを下から押し上げるように刺激します。
鼻づまりを緩和するツボ
その6:迎香(げいこう)
犬歯の根本に位置し、左右の小鼻のくぼみにあるツボ。
ここに人差し指と中指を引っかけるようにして下に強く押すと、
鼻の通りがスッとよくなり、鼻づまりの改善に役立ちます。
その7:上迎香(じょうげいこう)
その名の通り、迎香のやや上に位置し、鼻の付け根の両側にあるツボです。
ここをぐっと押すと痛さを感じますが、ある程度の強さで
押さないと効果は期待できません。
鼻づまりに効果があるので「鼻通(びつう)」ともいいます。
鼻水を抑えるツボ
その8:大椎(だいつい)
首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあるツボ。
首の後ろにあり、少し押しにくい箇所なので、寝た体制で
ツボ押しするのがおすすめです。
鼻水など鼻の不快な症状の緩和が期待できます。
目・鼻の不快な症状を抑えるツボ
その9:曲池(きょくち)
ひじを曲げた時にできるシワの外端にあるので、
探しやすく、押しやすいツボといえます。
目の不快な症状を緩和したり、さまざまなツボを
押した時にバランスを取るのに有効なツボです。
その10:手三里(てさんり)と足三里(あしさんり)
「手三里」は、ひじを曲げた時にできるシワの端(曲池)
から指3本分だけ手首に近い位置にあるツボ。
「足三里」は、むこうずねの縁の少し外側にあり、
親指をすねに当てたとき小指が当たる所にあるツボ。
まず「手三里」を指の腹で間欠的に押します。
次に「足三里」を親指の先で強く押しこみます。
この2つの「三里」は左右の手足をセットで行うと、
花粉症の不快な症状により効果が期待できます。
以上が、花粉症におすすめのツボになります。
ツボの押し方としては、イタ気持ちいいところまで押して、
そのまま5~10秒押さえてください。
それを、各ツボ5回ずつ行います。
今回の花粉症のツボ押しは、夜寝る時に楽な姿勢で行うのがおすすめです。
特に鼻づまりのまま寝ると、就寝中に口呼吸になって翌朝頭痛になる
ことが多いので、ツボ押しで鼻づまりを軽減してから寝るようにしましょう。
ツボを押すことで血流がよくなって、副交感神経が刺激され、
リラックスするので安眠にもつながります。
少しでも、症状の緩和に繋がればと思いますので、
是非参考にされてください。