みやじ整骨院コラム

2019.05.20更新

有酸素運動といえば、ジョギングやスイミングのような運動を

20分以上続けて行わないと効果がないと思われている方が

多いと思われます。

 

健康維持やダイエットのために運動をしようと思っても、

日々の生活が忙しく、なかなか時間を確保できないで

運動を諦めている方もいるのではないでしょうか。

 

しかし、忙しくて時間がなくても、有酸素運動を

自宅で気軽に実践することができるのです。

 

 

有酸素運動は短い時間の積み重ねでも効果アリ!

 

 

有酸素運動の魅力は、なんといっても脂肪燃焼効果だと思います。

 

筋肉を動かす燃料として、酸素とともに血糖や脂肪を使うため、

中性脂肪や体脂肪の燃焼効果が期待できます。

 

有酸素運動は英語で「エアロビクス」とも言い、比較的軽めの負荷を

継続的にかける運動のことを指します。

 

「1回の身体活動で20分以上継続しなければ効果がない」といった

説がありますが、最近では、「短い時間の積み重ねでも、個々人の

ライフスタイルに合わせて毎日取り組むことが望ましい」という

考え方が主流になってきています。

 

そこで今回は、器具を使わず、簡単に自宅でできる有酸素運動をご紹介します。

 

テレビを見ながら等の、「ながら運動」で構いませんので、上手にすきま時間を

見つけて、楽しく体を動かすことを意識してみて下さい。

 

 

自宅で有酸素運動①「ニーツーハンド」のやり方

 


「ニーツーハンド」は、リズミカルにお腹を鍛えるエクササイズです。

 

上体をひねる動作でわき腹を、脚を引き上げる動作で下腹を刺激します。

 

立った状態で腹筋運動ができるので、テレビの前やキッチンなど、

場所を選ばずに実践できます。

 

 

ニーツーハンド1

   STEP1

    1.足を肩幅に開き、背すじを伸ばして立つ。

 

 

ニーツーハンド2

   STEP2

    2.対角にある手のひらとひざをタッチするように引き寄せる。

 

 

ニーツーハンド3

   STEP3

    3.反対側も同様に動作する。

 

■ポイント


左右交互に動作して、連続して最低20~30回程度行う。


1回の動作ごとに、上体を一度しっかりと伸ばす。


だらだらとした緩慢な動作にならないように、リズミカルに行う。

 

 

自宅で有酸素運動②「ニーツーエルボー」

 


次は、「ニーツーハンド」の負荷をもう少し高めた、

ひじとひざをタッチする「ニーツーエルボー」です。

 

上半身のひねりが強くなるため、ウエストの引き締め効果が高まります。

 

 

ニーツーハンド1

   STEP1

    1.足を肩幅に開き、背中を伸ばして立つ。

 

 

ニーツーエルボー1

   STEP2

    2.対角にあるひじとひざを近づける。背中を丸めずに、できるだけ

      ひざを高く上げるように意識する。

 

 

ニーツーエルボー2

   STEP3

    3.反対側も同様に動作する。ウエストをしっかりねじる。

 

■ポイント

左右交互に動作して、連続して20~30回程度行う。


1回の動作ごとに、上体を一度しっかりと伸ばす。

 


自宅で有酸素運動③「もも上げクラップ」

 


続いて、有酸素運動のスタンダード種目「ももあげ」のアレンジ種目です。

 

脚を高く上げることで、普段あまり使えていない大腰筋まで

しっかりと負荷がかかり、運動不足の解消はもちろんのこと、

脂肪燃焼を促す運動効果が得られます。

 

 

もも上げクラップ1

   STEP1

    1.両足を軽く開き、背筋を伸ばして立ち、両手を振り上げる。

 

 

もも上げクラップ2

   STEP2

    2.太ももを高く上げ、脚の下で両手をクラップ。

 

 

もも上げクラップ3

   STEP3

    3.1の直立姿勢に戻って両手を振り上げたら、反対側のももを上げ、

      両手をクラップ。リズミカルに動作する。

 

■ポイント


左右交互に連続して30~40回程度が目安。

 

 

以上、3種目程ご紹介しましたが、①から③まで順番に行う必要はありませんので、

その日の気分に合わせて、まずはどれか1つからでいいのでやってみてください。

 

「今日は食べ過ぎてしまった」「運動不足が続いている」と感じたときには、

積極的に動いてコツコツ脂肪を燃やしていきましょう!

 

無理をせずに、長続きさせることが大切ですので、

肩肘張らずに楽しく行ってみてください。

 

投稿者: みやじ整骨院

2019.05.20更新

有酸素運動といえば、ジョギングやスイミングのような運動を

20分以上続けて行わないと効果がないと思われている方が

多いと思われます。

 

健康維持やダイエットのために運動をしようと思っても、

日々の生活が忙しく、なかなか時間を確保できないで

運動を諦めている方もいるのではないでしょうか。

 

しかし、忙しくて時間がなくても、有酸素運動を

自宅で気軽に実践することができるのです。

 

 

有酸素運動は短い時間の積み重ねでも効果アリ!

 

 

有酸素運動の魅力は、なんといっても脂肪燃焼効果だと思います。

 

筋肉を動かす燃料として、酸素とともに血糖や脂肪を使うため、

中性脂肪や体脂肪の燃焼効果が期待できます。

 

有酸素運動は英語で「エアロビクス」とも言い、比較的軽めの負荷を

継続的にかける運動のことを指します。

 

「1回の身体活動で20分以上継続しなければ効果がない」といった

説がありますが、最近では、「短い時間の積み重ねでも、個々人の

ライフスタイルに合わせて毎日取り組むことが望ましい」という

考え方が主流になってきています。

 

そこで今回は、器具を使わず、簡単に自宅でできる有酸素運動をご紹介します。

 

テレビを見ながら等の、「ながら運動」で構いませんので、上手にすきま時間を

見つけて、楽しく体を動かすことを意識してみて下さい。

 

 

自宅で有酸素運動①「ニーツーハンド」のやり方

 


「ニーツーハンド」は、リズミカルにお腹を鍛えるエクササイズです。

 

上体をひねる動作でわき腹を、脚を引き上げる動作で下腹を刺激します。

 

立った状態で腹筋運動ができるので、テレビの前やキッチンなど、

場所を選ばずに実践できます。

 

 

ニーツーハンド1

   STEP1

    1.足を肩幅に開き、背すじを伸ばして立つ。

 

 

ニーツーハンド2

   STEP2

    2.対角にある手のひらとひざをタッチするように引き寄せる。

 

 

ニーツーハンド3

   STEP3

    3.反対側も同様に動作する。

 

■ポイント


左右交互に動作して、連続して最低20~30回程度行う。


1回の動作ごとに、上体を一度しっかりと伸ばす。


だらだらとした緩慢な動作にならないように、リズミカルに行う。

 

 

自宅で有酸素運動②「ニーツーエルボー」

 


次は、「ニーツーハンド」の負荷をもう少し高めた、

ひじとひざをタッチする「ニーツーエルボー」です。

 

上半身のひねりが強くなるため、ウエストの引き締め効果が高まります。

 

 

ニーツーハンド1

   STEP1

    1.足を肩幅に開き、背中を伸ばして立つ。

 

 

ニーツーエルボー1

   STEP2

    2.対角にあるひじとひざを近づける。背中を丸めずに、できるだけ

      ひざを高く上げるように意識する。

 

 

ニーツーエルボー2

   STEP3

    3.反対側も同様に動作する。ウエストをしっかりねじる。

 

■ポイント

左右交互に動作して、連続して20~30回程度行う。


1回の動作ごとに、上体を一度しっかりと伸ばす。

 


自宅で有酸素運動③「もも上げクラップ」

 


続いて、有酸素運動のスタンダード種目「ももあげ」のアレンジ種目です。

 

脚を高く上げることで、普段あまり使えていない大腰筋まで

しっかりと負荷がかかり、運動不足の解消はもちろんのこと、

脂肪燃焼を促す運動効果が得られます。

 

 

もも上げクラップ1

   STEP1

    1.両足を軽く開き、背筋を伸ばして立ち、両手を振り上げる。

 

 

もも上げクラップ2

   STEP2

    2.太ももを高く上げ、脚の下で両手をクラップ。

 

 

もも上げクラップ3

   STEP3

    3.1の直立姿勢に戻って両手を振り上げたら、反対側のももを上げ、

      両手をクラップ。リズミカルに動作する。

 

■ポイント


左右交互に連続して30~40回程度が目安。

 

 

以上、3種目程ご紹介しましたが、①から③まで順番に行う必要はありませんので、

その日の気分に合わせて、まずはどれか1つからでいいのでやってみてください。

 

「今日は食べ過ぎてしまった」「運動不足が続いている」と感じたときには、

積極的に動いてコツコツ脂肪を燃やしていきましょう!

 

無理をせずに、長続きさせることが大切ですので、

肩肘張らずに楽しく行ってみてください。

 

投稿者: みやじ整骨院

2019.05.07更新

今日は、「ランニング」の時に、重点的にストレッチしたほうがいい

筋肉をご紹介します。
 
 
 
「走る」動作のメカニズム


 
「走る」動作というのは、
 
  「歩幅(ストライド)」×「歩数(ピッチ)」
 
によって構成されています。


 
柔軟性が向上すると「歩幅(ストライド)」が広くなり、

その分スピードが向上してきます。
 
 
重心移動の速度を変えずに「歩幅(ストライド)を大きくする」ためには
 
  ・臀筋群・ハムストリングス
  ・腸腰筋・大腿四頭筋
  ・下腿筋群
 
の柔軟性が特に重要となります。
 
これが「大臀筋」と「ハムストリングス」で、

 

   ハムストリング

   右足を横(外側)から見た図
 
(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)


 
これが「臀筋」と「大腿四頭筋」です。

 

   大腿四頭筋

   右足を横(外側)から見た図
 
          (引用:同上)


 
そしてこちらが「下腿筋群」です。

 

   下腿筋群

     右足を横(外側)から見た図
 
            (引用:同上)

 


 
また、ランニング中に「クロスオーバー」と呼ばれる、着地足が

中心線より内側に入ってしまう状態に陥る人がいます。


 
これは内転筋群の硬さによって足が内側に引っ張られるだけでなく、

胸筋群の硬さによって上半身(肩)のラインが傾くことに

よっても発生していると考えられています。


 
したがって、効率のよいランニングフォームのためには
 
  ・内転筋群
  ・胸筋群
 
  の柔軟性も必要となります。


 
参考までにこれが「内転筋群」で、

 

   内転筋群

    右足を正面から見た図
 
        (引用:同上)


 

 
 
柔軟性のメリット


 
上記の筋肉群の柔軟性が向上すると「歩幅が大きくなる」だけでなく、


 
  ①筋肉の収縮力が大きくなる。


  ②力の作用する時間が長くなる。


  ③無駄なエネルギーを消耗しなくなる。


 
といったメリットも期待されます。
 
 
 
<①筋肉の収縮力が大きくなる>


 
筋肉はゴム状の性質をもっているため、筋肉が長く

伸ばされた状態だと「弾性エネルギー×収縮力」

によって力を発揮することができるようになります。
 
 
 
 
<②力の作用する時間が長くなる>


 
「走る」動作では踵が地面に着地した後、つま先に

よって地面を蹴っていく動きが入ります。


 
この時、ふくらはぎの筋肉が硬いとすぐにつま先が

地面を離れてしまいますが、柔軟性が高ければ

より長い時間、地面を押し続けることができます。


 
これによって、より大きな「地面反力」を受ける

ことができ、加速することができます。
 
 
 
<③無駄なエネルギーを消耗しなくなる>


 
体の硬さは「代償動作」と呼ばれる無駄な動きを生み出します。
 
例えば、右股関節の柔軟性が著しく低下している場合、

右足の歩幅(ストライド)をカバーするために骨盤が

より大きく回旋してしまうことがあります。


 
本来必要でない動きを作り出せば、その分エネルギーは消耗し、

なおかつ怪我の発生リスクも高めてしまいます。


 
柔軟性の高さとは、必要最低限のエネルギーで

運動を行うためにも重要なものなのです。
 
 
 
 
まとめ
 
 ランニングにおいて重要な筋肉群は
 
  ・臀筋群・ハムストリングス
  ・腸腰筋・大腿四頭筋
  ・下腿筋群
 
 そして
 
  ・内転筋群
  ・胸筋群     となります。


 
柔軟性を高めることで、より運動効率が上がることも

期待されますので、ぜひランニング前はしっかりと

ストレッチを行ってください。
 

投稿者: みやじ整骨院