みやじ整骨院コラム

2017.09.18更新

台風が多い時期になってきましたが、台風が来るとギックリ腰が

増えるって知ってましたか?

 

昔から、雨が降る前に、古傷が傷んだり、神経痛がひどくなったり、

体調不良で天気をピタリと当ててしまう人を

耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

では、なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

 

答えは、気圧の変化が体に影響してるからです。

 

気圧の変化は急なほど症状が強くなります。

主に不調を訴えるのは気圧が低下するときですが、

なかには気圧が上昇するときに不調を訴える人もいます。

 

気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、

それに抵抗しようとして自律神経が活性化されます。

 

自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、交感神経は血管を収縮させ、

心拍数を上げて体を興奮させる働きがあります。

一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる働きがあります。

この交感神経と副交感神経の調整がうまくいかないと、

さまざまな体調不良の原因となってしまうのです。

 

特に台風が来るときは、急激に気圧が変化するため、

体調の変化も急激になりギックリ腰などが増えるのです。

 

ギックリ腰以外にも、頭痛、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、

関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)や不安症などが見られます。

 

ギックリ腰で言うと、動作の始めになりやすくなるため、慢性的に腰痛がある人は、

椅子から立ち上がる時など動き始めに注意してください。

投稿者: みやじ整骨院