寒さのせいで自然と活動量が減ってしまう冬の間は、
消費エネルギー量も減少し体に脂肪がつきやすい季節です。
消費エネルギーが少ないのに、食べる機会も多くなってしまった結果、
冬太りになり、悩んでいる方も少なくないでしょう。
とはいえ、この寒さの中、ジムに行くのも、ジョギングや
ウォーキングをするのも億劫なのもわかります。
そこで、寒い外に出ずに、あたたかい自宅で出来る筋トレを実践し、
冬でも締まった体をキープしていきましょう。
今回は、体幹をはじめ全身をバランスよく鍛え、エネルギー消費にも
効果的な体の裏側の筋肉を強化する「レッグバランス」という
自重トレーニングをご紹介していきます。
レッグバランスのやりかた
レッグバランスは一度に多くの筋肉を刺激する「全身運動」なので、
続けることで筋力が着実にアップし、基礎代謝向上につながります。
1.両足をそろえて直立し、胸を張り、背すじはしっかりと伸ばしましょう
両足をそろえて直立
2.両腕を前に上げると同時に、片脚を後ろに伸ばします。
この時に、体が一直線に床と並行になるように出来ればベストです
ステップ2
3.ゆっくりと元の位置(スタートポジション)に戻します。
次に脚を替えて、左右交互に10回連続して行います。
これで1セットです。
床と平行になるまでのポーズが難しい場合は、
斜めからのフォームで構いません。
続けていくうちに自然とダイナミックなフォームで
安定して動作できるようになります。
ステップ3
【レッグバランスのポイント】
・左右交互に連続して10回/1セットで、1日2~3セット実施が目安。
・勢いや反動を使わずにじっくりと行ってください。その分効果も高まります。
【レッグバランスの注意点】
・上半身を前へ持っていくように重心を調整し、
軸足を意識すると、体のバランスが取れるようになります
・初心者の人は無理をしないように。
身体を傾ける角度は浅くても構いません
「レッグバランス」は、動作はシンプルですが、トレーニング効果が非常に大きく、
実際にやってみると意外とキツいと感じる方が多いと思います。
また、筋力が鍛えられるだけでなく、バランス感覚も養われます。
冬太りは、放っておいても自然に解消されません。
残念ながら、年齢と共に筋肉量は減り、基礎代謝は落ち、
脂肪が燃えにくくなっていきます。
「レッグバランス」なら、日常生活のちょっとしたすき間で、
肩からお尻まで幅広く体の裏側を鍛えられるため、時間対効果も高く、
冬太り対策にぴったりの体幹トレーニングといえます。
是非、トライしてみてください。