みやじ整骨院コラム

2019.08.19更新

お盆を過ぎても、まだまだ日中は「猛暑日」が続いています。

 

夜中も、気温が25度を下回らない、「熱帯夜」になり、

夜中に熱中症になる方も増えているため、エアコンを

つけっぱなしで寝ているという人も多いと思います。

 

ただし、エアコンをつけっぱなしで寝ると、次の日の朝、

体がだるいという経験をされたことがある方も多いと思います。

 

そこで、今回は、「エアコンをつけて寝るとなぜ体がだるくなるのか」

について説明していきたいと思います。

 

 

寝起きが「だるい」のは冷えすぎ

 

 

人は寝ているとき、身体を休めるために、身体全体の温度を下げます。


温度が下がると、いろいろな器官の活動力が下がるので、

機能を休めることができます。 

 

ところが、エアコンを一晩中つけていると、身体の温度が下がっている

状態で、必要以上の冷気にさらされることになります。

 

さらに、睡眠中に汗をかいていれば、汗の蒸発により

ますます体温が奪われることになります。

 

薄着のままいやおうなしに冷気に晒され体温が下がって

しまうことが、だるさの要因として考えられます。

 

また、朝の覚醒は、深部体温と体表温度の差が小さいほど、

スッキリと起きることができます。朝方にあまりに涼しいと、

体表温度が下がってしまい、覚醒度も低下してしまいます。

これも、だるさの一因である可能性があります。

 

ほかにも睡眠中に冷気にさらされると、心拍数変動が大きくなるなど、

自律神経系の異常が見られ、体温調節機能がうまく働かなくなる

ことも要因の一つと考えられます。

 

予防法としては、

・ 直接、冷たい空気にあたらない。

・ 半袖・短パンではなく、長袖・長ズボンを着る。

   (体表温度が下げるのを防ぐため)

 ・エアコンの設定温度を1~2度あげてみる。

 ・エアコンの風量を下げる。

 

以上のことに注意して、少しでも暑い夏を快適に過ごしてください。

投稿者: みやじ整骨院